今回は、中央大学の統一入試(理工学部をのぞく)について、入試問題の傾向と対策を解説したいと思います。

なお、点数は素点ではなく「偏差点」が用いられ、各科目の配点は学部により調整されます。

詳しくは、大学ホームページ等でご確認ください。

英語

80分・150点満点で、前半3問が文法・語法で65点、後半3問が読解で85点ほどの配点で、すべて択一問題です。
文法・語法は、文章の前半と後半をつなげる問題、まちがった用法を見つける問題、文章中の空欄に適切な単語を埋める問題等が出題されます。レベルはセンター試験よりもやや難しく、特に、まちがい探し問題はそれぞれの動詞に接続する前置詞等 盲点になりがちなポイントをついてきますので、出題傾向にあわせた対策が必要となります。
読解は文章理解と空欄補充が主な出題内容です。こちらもセンター試験より少し難しく、文章も少し長めです。テーマは社会・歴史等きわめて一般的な内容で出題されます。文章理解は選択肢と問題文を比較照合し、正解を抽出する能力が問われます。空欄補充は読解力と単語力、双方が問われます。
要求される単語力は英検2級レベル以上準1級未満といった感じです。80分で6題解きますのでスピードも要求されます。

国語

60分・100点満点で3題出題されます。
第一問は現代文で評論文が出題され、配点は50点です。文字数は四~五千字程度、センター現代文(評論)と同じか少し長く、レベルはほぼ同じです。漢字書き取り以外はほぼ選択肢問題で、問題文と選択肢の照合作業という読解問題の基本パターンです。ただし、問題の選択肢はセンターのような長さはなく、この点では少し楽かもしれません。
第二問は日本語に関する文章が出題され、配点は20点です。日本語の語法・文法について説明した文章で、中央大学独自の出題傾向です。特別な勉強は必要とされていませんが、過去問でこの出題傾向に慣れておく必要があります。
第三問は古文で配点は30点です。出題形式はセンターと似ていますが、問題文は三分の二程度で、その分やさしいといえます。古文の教科書の文章が読めれば問題なく解けるので、単語・文法等、基本学習が重要です。

数学

60分・100点満点。
教科書の章末問題の最後のほうに出てくるくらいの問題です。決して難問ではありません。

社会

60分・100点満点。
日本史: センターレベル、山川教科書+一問一答で十分対応できると思います。資料問題が出ます。 
世界史: 日本史同様、センターレベル、山川教科書+一問一答で十分対応できると思います。
政治経済: こちらも教科書レベル、センター試験の勉強でそのまま対応できそうな内容です。