数学Ⅲ 内容難しいです。
数学IA・ⅡBを応用・発展させた上に、暗記すべき内容も多くなっています。
特に、図形の放物線・楕円・双曲線の式、微分・積分で三角関数・指数対数関数が出てくるもの、が厄介です。
数学受験対策のオーソドックスな方法として、教科書→青チャートと進みます。
ただし、青チャートの問題は、例題・練習がそれぞれ271問、Exercisesが240問、合計780問あります。
中高一貫校ならともかく、時間がない人がとても全部こなせる分量ではありません。
チャート1つ・2つの例題・練習のみを解きます。さらに「微分法の応用」「不定積分」「定積分」の3つの章のそれぞれ後半部分は飛ばします。
例題・練習問題ともに100問くらいになります。毎日2時間、4問ずつやれれば、1か月弱です。
順番は、微分→積分→数列・極限→複素数→図形がいいと思います。微分・積分は慣れるのに時間がかかるためです。
100問解いたら過去問に進みます。大学入試問題をいきなり解くのは難しいのですが、とにかく考えてみます。そして、解答・解説を熟読します。
次に青チャートから類題を見つけます。国立中堅以上・早慶の問題の多くはチャート3つ・4つのレベルです。ほとんどの場合類題がみつかるので、過去問とその類題は解けるようにします。これを5年分くらいやります。
学校ごとに傾向あります。青チャートにあるたくさんの問題中から傾向にあった問題をいかに効率的に選び出すかがカギです。
(まとめ)
ステップ1.教科書
ステップ2.青チャート:チャート1~2個
ステップ3.過去問+青チャート:チャート3~4個